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名刺入れの試作中です。
以前の名刺入れよりシンプルにして、ポケットを2ヶ所のみにし、イタリアのオイルレザーを表に、無染色のヌメ革を裏に使っています。
目打ちも12本目にし、より繊細な縫い目となっています。
糸はポリエステル糸です。この12本目(約3cmの間隔に12本の縫い目)では、麻糸は太すぎて使えません。
また、小物の場合、特に鞄や手に直に触る機会の多い場合は、麻糸だと擦れて毛羽立ったり、擦り切れてしまいます。
擦れに対してはポリエステル糸は麻糸よりも強いので、今回はポリエステル糸を使っています。
携帯電話で室内撮影しています。かなり使えるW61Sのカメラ機能ですね。
Category: 作品
Posted by kido on May 25, 2008 Comment (0)

昨日携帯電話をauの最新機種のW61Sに買換えました。
それで記念に野外で財布を撮影してみました。
最近の携帯のカメラはすごいですね。デジカメ並みの機能が入っています。
今後はもっとクリアーな画像で掲載していけるかな。
でも、実際の色はサイトに掲載した色とこのカメラで撮影した色の中間って感じです。
Category: 雑感
Posted by kido on May 21, 2008 Comment (0)
イエローのブッテーロを使った女性向け二つ折り長財布の詳細をサイトにアップしました。
ハンドメイドでの製作なのでなかなか製作が追いつきませんが、少しずつ作品を増やしていきます。
詳細はこちら
Category: 作品
Posted by kido on May 19, 2008 Comment (0)
ようやく完成です。
外側のブッテーロも、内側のヌメ革も柔らかく女性向けらしく仕上がりました。
カードを15枚並べるには、かなりカードの間隔を狭めることになりますが、そうすると今度はカードが取り出しにくくなります。それでカードの刺し込み部分を曲線にしてカードの端が少し出るようにしてカードを取り出しやすくしました。
以前の試作品より5mmほど縦を短くしましたが、それだけですっきりとしたフォルムになりました。この微妙な差が全体の雰囲気をがらっと変えます。
カード入れの裏側が札入れ用のポケットです。札入れ部分を表革から離したことでお札の取り出しが楽になります。
蛇腹のポケットでも良いのですが、革のみで製作する場合は厚みが出てしまいますので、蛇腹にせず、かつポケットを持たせるために革を縫い合わせています。縫い合わせた革と革の間にも小ぶりのポケットをつけました。この部分にはレシートやあふれた会員カードをまとめていれておくことができます。
ボックスタイプの小銭入れの裏にもポケットがあり、札入れ用のポケットと合計で四つのポケットがあります。
あと、革は床側を出さないように革を張り合わせています。
しばらくモニターの方に使っていただき改良点を洗い出していきますが、ほぼ想定する女性向けの二つ折り財布のデザインとなりました。
Category: 作品
Posted by kido on May 18, 2008 Comment (0)
ヴィトンの革を内側に使うことにして再度試作中です。
ポケットも札入れ部分を除いて3ヶ所にしました。
カードは15枚入、小銭入れはボックスタイプのままです。
これだけの収容力があればお買い物好きの女性でも十分使えますね。
表革はブッテーロのイエローですが、以前の試作品とは違って柔らかい雰囲気にしようと思っています。
女性向けの財布ではクロームなめしの革が多く使われています。
傷つきにくいのと「柔らかさ」が女性に受け入れられいます。
ブッテーロのイエローは使っていくと、焼けてキャメル色っぽくなっていきます。その奥深い味わいをもった財布を試作してみようと思っています。経年変化で生まれる「革の奥深さ」で魅惑的な存在感を表現してみたい。
また、今回は固いヌメ革の財布ではない、柔らかい財布にしていきます。ブッテーロのしっとりした感触と製作手法でふわふわ感を出してみたいと思います。
Category: 製作工程
Posted by kido on May 12, 2008 Comment (0)
表革に黄色いブッテーロ、内革にドイツヌメを使用してみました。
ボックタイプの小銭入れと、5枚のカード入れ部分を3ヶ所で合計15枚のカードが財布を開くと並んでいます。
蛇腹の財布も女性向けでは多いのですが、小銭、とカードの取り出しやすさを考えるとパッと目に入ってくる視認性の良さが一番かなと思って製作してみました。
お札入れと小銭入れの裏にポケットの合計2個所のポケットがります。カードをいっぱい入れて、できるだけスマートにするために、ポケットの数を減らしています。
ポケットよりもカード収納を優先してデザインしました。
しかし、製作に入ってから気になったのが、菱目の形です。
上の目が製作に使用した菱目で、下が今回新たに入手した菱目です。上の菱目だと細い糸では糸が暴れてしまいきれいな縫い目が難しい。
下の目だと細い糸でもしまりがよく縫い目が綺麗に収まりそうです。
で、縫ってみたのが下の写真です。
ブッテーロでの菱目の穴は、しっとりした感じでなかなか良いですね。
糸が細く、菱目の間隔が狭くなるほど、縫いに神経を使いますが、菱目打ちを替えて再度製作していきます。
図面も再考です。
あと、内側に使ったドイツヌメですが、男性向けではなく女性向けでは、ちょっと???かなとも思いました。オイルを入れてない初期の感じだと、ブッテーロと比べてパサパサ感があります。日焼けしたドイツヌメを女性の感覚でどう感じるかも課題ですね。
それで、内側の革も仕切りなおしで他の革にしようと思います。
ブッテーロを内側にも使うのもありだと思います。
Category: 製作工程
Posted by kido on Apr 27, 2008 Comment (0)

最近いろいろな金具屋さんとお話をしてて精度の話題となっています。
革のような伸縮のある素材でコンマ2桁の精度なんて意味無しとの意見が大多数です。
うーん、確かに、そんな精度なんて精密機械の分野の話と言えなくもないですね。
でも、図面を固めていくと尺度の壁にあたってしまいます。
国内の工具では一寸の尺度が今でも多く使われています。
菱目打ちでは一寸の幅に打ち目を刻んであるものがあります。
一寸は30.3030303mmですね。
この幅で菱目を12本入れると、菱目の中心から隣の菱目の中心までは、理論上は2.7548...mmですね。目が12本ということは間隔は11ですので11で一寸を割ればでてきます。
しかし、実際はメーカーによって、菱目の間隔は、コンマ何ミリかは”ずれて”います。コンマ何ミリの差など誤差の範囲内のように思えますが、36個ほど目を入れていくと、1mmから2mmほど”ずれて”きます。約”半目”くらいずれます。上のA社とB社の差でみると約3mmで、これは一目以上の”ずれ”です。正確に等間隔で目打ちを打てば打つほど、”ずれる”ことになってしまいます。ちりも積もれば山となる。。。
図面の作成には使用する目打ちの精度も考慮することになりますね。
目打ちを取り替えると図面も変更することになります。
Category: 工具・素材
Posted by kido on Apr 25, 2008 Comment (0)
風水的に良いとされる黄色の財布を製作中です。
女性向けの財布となる予定です。
小銭入れは相変わらずボックスタイプとなります。ファスナーでの小勢入れが女性の向けの財布には多いのですが、小銭の出し入れはボックスタイプのほうが圧倒的にしやすいと思います。
このブッテーロの黄色の革は使っていくうちに独特の深みが出てきます。またこの革は、オイルレザーで、かつ薄い色合いなので、折り曲げるとその部分の色が薄くなりますが、戻すと元に戻ります。これはオイルレザーで芯通しで染色された高級革の特徴でもあります。表情が変化するとても良い革です。
これに12本目の菱目打ちで縫い穴をあけています。このピッチの菱目の場合、通常の麻糸(30/3)では糸が太すぎて、今回はポリエステルの40番の糸を使っていきます。
財布等の小物では、擦れによる糸切れが懸念されるので、細い糸を使う場合は、麻糸よりポリエステル糸のほうが良いかなと思います。製作するものによって使い分けています。
Category: 製作工程
Posted by kido on Apr 21, 2008 Comment (0)
風水的に黄色の財布は金運が良くなると言われているので、黄色の財布を製作しようと思いますが、その前にコバの色合わせをしています。
染料でのコバへの着色は色落ちした場合、他への色移りが気になります。しかも、色が濃くなりがちです。
通常、顔料でのコバを処理すると、もっさりしたコバになりやすく、これは顔料を付着されるための樹脂のためです。
顔料も、いろいろあり、このコバは特殊な顔料で着色してあり、染色でのコバのような風合いで、かつはっきりと色が出ます。
顔料をふのりで固めて処理ています。
緑と赤で着色してみましたが、写真ではわかりづらいですね。
Category: 工具・素材
Posted by kido on Mar 23, 2008 Comment (0)
だいたいイメージ通りに完成しました。
革の感じが床革なのでガサガサしていますが、ナチュラルな雰囲気がハンドメイド作品のイメージには合うのかも知れません。
接着剤での貼り付けや手縫いはしていないのですが、革紐でかなりしっかりしています。
ボールペンなら3本がちょうどスッポリ入るサイズなので、ペンケースとしても使えそうです。
これはサイトには上げないでブログだけで公開しておきます。
Category: 作品
Posted by kido on Mar 09, 2008 Comment (0)
革を使用する厚さに漉く(すく)と、裏側の革が切り取られます。
通常は、銀面と呼ばれる表革の部分を使用しますが、この余った裏側の革(床革と呼ばれます)は利用価値が少なく捨てられる場合があります。床革は繊維が粗く隙間が多い構造ですので、毛羽立ちやすく、作品の表面には使いにくいためです。
ただコードバンのような緻密な繊維構造の革は床革でも緻密なため、作品の表革に使用される場合もあります。
今回は、牛のヌメ革を漉いた際に余った床革を使ってのギフトボックスをデザインしています。
構造としては、接着剤、縫い、金具を一切使用せず革紐で止める構造を考えています。
ギフトボックスの場合、紙でも良いのですが、革製品を贈る際には革を贈呈用の箱にも使いたい。基本的に物を取り出せば捨てられる運命のギフトボックスですので、耐久性や使用頻度は考えなくても良いし、捨てられる箱はシンプルに仕上げたい。
そういった意味で、普段は捨てられる床革を使って、各パーツを挟み込んで組み上げる構造で考えています。
Category: デザイン考察
Posted by kido on Mar 04, 2008 Comment (0)
最近は、小物の製作を続けています。
今回の作品は濃紺と黄色のブッテーロ革で作製した携帯ストラップです。
ブッテーロはイタリアのトスカーナ地方にあるタンナーの伝統的な技術により植物性フルタンニン鞣しを施した上質なオイルレザーですね。
ブッテーロはヌメ革の代表的な存在になっています。加脂により手に吸い付くような潤いを湛える革で、しっとりとした手触りがあります。また、使い込むほどに独特の味わいを増し、深みのある上質の艶を生み出します。
そういった革の素材感や経年変化は、携帯ストラップのような小物を身につけると手軽に確認できます。
この携帯ストラップは、革のサンプルとして試作してみました。
手縫いでも良いのですが、手縫いのラインはミシンよりもごついので、繊細なデザインが表現しにくい。それで、裏に他の革(ヌメ革、ピッグスキン)を張り合わせた作りにしました。
これでも携帯ストラップであれば、強度には問題ありません。唯一、革が曲がる部分は剥がれやすいので、カシメで抑えています。これで革の剥がれは防止できます。
この携帯ストラップは、ジャンパーホックで止めてありますので、ジャンパーホックを外して鞄や、ちょっとした物に携帯をぶら下げることができます。手首に回せばブレスレッド風に携帯を持つことができます。ただの飾りではなく、機能性を持たせてみました。
大体はこうして小物の製作で革の特性を確認してから、大物に使用していきます。
詳細はこちら
Category: 作品
Posted by kido on Mar 02, 2008 Comment (0)
ブラウンのオーストレッグを使って名刺入れを作製しました。
デザインは紫色の名刺入れと同様です。
一見すると爬虫類っぽい光沢と模様ですが、ダチョウの足のスネの部分の革です。
鳥類は爬虫類から進化したわけですが、その名残りがこういった模様に残っています。
詳細はこちら
Category: オーダーメイド品
Posted by kido on Feb 17, 2008 Comment (0)
革の魅力って何だろうと考えてみると、
1.緻密な繊維構造による耐久性
2.経年変化によって増していく風合い、深み
3.油分を含む革は持つ手にしっとりと馴染む
等々があるかと思いますが、それでも言い尽くせない何かがあるなと思います。
本来は、動物の皮であり、なめし工程により柔らかく、素材として生まれ変わったのが革ですね。
しかし、最近は、見分けのつかない合成革も増えており、そういった素材は、例外なく、高級革を模造しています。
天然素材としての革の風合いは、それとなく人工的に表現されるわけです。
しかし、油分を含むといった部分は、人口的には難しいようです。
また、複雑な繊維構造は真似しにくい。
一部の防寒素材くらいでしょうか、保温のために革のような複雑な繊維構造で製造されているのは。
人の価値観や感性による部分ですから、いろんな魅力を革に持つのは自由ですが、革の魅力を語るとしたら、
「魔性」かなと思うことがよくあります。
植物素材にはあまり感じませんが、動物の皮から生成される「革」といった素材にはなんとなく「魂」のようなもの、
動物のエネルギーを感じることがあります。
毛皮などはまさにそうですね。生きていた時の表皮ですね。
そういった何かを感じるから人を魅了するのかも知れません。
良い革とは、高級な革という意味だけではなく、何か得たいの知れない魅力のある革だと思います。
高級革ほど、合成革の題材にされているので、どこかでみた革だなと感じたりして、
ありがたさを感じなかったりします。
なかなか魔性の革には巡り合えないのですが、今のところオーストレッグが一番のお気に入りです。
牛革では、繊細さ、優雅さではルイヴィトンの革ですが、魔性はあまり感じません。何か物足りない。
当分魔性をもった牛革探しに悩みそうです。
Category: 雑感
Posted by kido on Feb 11, 2008 Comment (0)
大体完成です。
携帯のカメラでの撮影のため、色が青と赤に見えますが、実際はちょっと違います。
紫は青みがかかった紫と赤みがかかった紫では、受ける印象が違いますね。
赤っぽい紫はワインレッドにも近いです。革の染色には実際にワインを少々使って発色をよくしています。
Category: 作品
Posted by kido on Feb 03, 2008 Comment (0)
女性向けに紫色の名刺入れを考察中です。
なかなかいい色の革がないので、手染めにてヌメ革を染色しました。
青っぽい紫と赤の強い紫のどちらかを表革にと考えています。また、色落ちを防止するために、天然素材でコーティングしています。
紫の強烈な発色とヌメ革の風合いをコラボレーションさせたいと思います。
エレガントに、かつ魔性の表現・・・・
構造上名刺入れはシンプルですが、それだけに限られたフォルムでの表現が悩ましい所です。
Category: デザイン考察
Posted by kido on Jan 22, 2008 Comment (0)
”靴を磨きなさい。そして、自分を磨きなさい” by オルガ・ベルルッティ
Berluti(ベルルッティ)。
フランスの高級紳士靴メーカーです。昨日新宿の高島屋1階入り口にあるショップに足を運んでパンフレットをいただいてきました。本来は靴がメインですが、鞄、小物類もあります。
パティーヌ(色付け)の魔術。何層にも塗り重ねた色彩がすばらしいです。これは独特のクリームを塗り重ねていくそうです。特徴的なのは、色を自分で選んで塗ってもらうことができることです。自分だけの色にできるわけですね。
鞄も靴と同様の革で製作されているようで異常に「軽い」のが特徴的です。
革製とは思えないくらい軽い鞄ばかりです。
鞄もクリームで色づけされているようで、『使用する前からエイジング(経年変化)されたかのような風合い』 があります。
この色使いは参考になります。
ただ、最初からエイジングされたかのような風合いはなんと言うか・・・・なんちゃって鞄というか、即席ラーメンというか、見せかけだけというか・・・・
長年使用することによって、革が焼けて、汚れが染み込み、オイルがにじみ、しみが溶け込み、色が落ちて生まれる風合いを最初から色合わせで表現する・・・・
これはこれですばらしいのですが、絵画のような印象を受けます。実際、Berluti(ベルルッティ) のサイトは絵画チックです。
これは一つの芸術としてのエイジング表現だなと思います。
Berluti(ベルルッティ)
Category: 雑感
Posted by kido on Jan 19, 2008 Comment (0)
写真は、写り具合で雰囲気が異なってくるので難しいですが、
できるだけ実物の感じがでるように撮影してサイトにアップしました。
シンプルな構造のトートバッグですが、
実際に製作してみると手縫いでしか組上げにくい構造となっています。
一本取っ手でのトートバッグ
Category: 作品
Posted by kido on Jan 18, 2008 Comment (0)
トートバッグの完成です。
詳細はサイトに近々アップしたいと思います。
表革は、樹脂加工されたガラス張り革を使っています。
雨の日でも気にせず使える革です。
もう少し取っ手が長いと肩にかけやすくなりますが、バランスを考えると、この長さとなりました。
通勤用とかではなく、大きめの荷物を無造作に詰め込んでも口が広がってしまわないようにデザインしています。
取っ手は差込錠で止めてありますので、簡単に取り外しができ、交換ができます。
Category: 作品
Posted by kido on Jan 15, 2008 Comment (0)
昨晩、外国人のデザイナーの方とお話していて、バッグの話となりました。
その中で、バッグに求めることは”comfortable”であるとのこと。
居心地の良いバッグとは、身に付けて収まりが良いバッグ。
機能性とデザインの融合が重要とのことです。
持っていて違和感のあるバッグは、結局は使わなくなってしまいます。
クローゼットに並ぶバッグの中から”ふっと”取り出して身に付ける。
その時に、違和感を感じていると選ばないわけです。
使わないバッグでは意味が無い。
身に付けて、持ちやすく、用途に合わせて機能的であることが重要ですね。
自分の中のイマジネーションを高める。
奇抜ではなく、ナチュラルであること、かつ、
独自性と持つ人の主張があることが重要とのこと。
外国の人は、日本人と異なる感性があります。
育った環境、歴史の違いですね。大変勉強になります。
Category: デザイン考察
Posted by kido on Dec 30, 2007 Comment (0)
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