Blog カテゴリー:工具・素材
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これまでの茶色、オリーブに、ブラック、黄色、キャメル、ピンク、赤を加えて合計7色のミネルバボックスが在庫されました。
作品のオーダーフォームにも徐々に追加していきます。
ミネルバ・ボックスとはイタリアのタンナー「バタラッシィ・カルロ社」で一枚一枚手仕事で作られているオイルレザーです。バタラッシィ・カルロ社はフィレンツェのサンタクローチェ地区にあり、”バケッタ製法”と呼ばれる、牛脚油でたっぷりと加脂する古来のなめし技術で手鞣し・手染めでミネルバ・ボックスを仕上げています。
その革の特徴は、まず自然本来の風合い豊かな表情であること、手もみによりやわらかく、表面にシボがあることです。シボは、さほどはっきりとしているわけではなく、繊細な模様です。革の風合いを際立だたせるような模様だとご理解いただければと思います。
また、部位や、なめしのロット差により、それぞれシボの入り具合が異なります。
シボが強く入っている箇所もあれば、比較的少ない箇所もあります。そのため、同じ作品でも箇所によってはシボの入り具合が全く異なります。 その一つひとつの差異も革の表情であり、そういった革の個性も楽しんでいただければと思います。
よくミネルバボックスはシュリンク加工されているとも言われますが、シュリンク加工とは、革を縮めさせる薬剤を入れたドラム(タイコ)でがらがらとかき回し繊維密度の高低差によるシワを出す加工法です。ミネルバボックスはこのような機械を使ってシワ加工はされていないため、正確にはミネルバボックスはシュリンク加工はされていません。手もみによりシボをつけた革です。
こういったしなやかな革はブックカバーなどに適しているかと思います。
この革は伝統的なバケッタ製法ならではの大きな経年変化(エイジング)が特徴で、好まれる愛好家達が数多くいらしゃいます。
急激に濃い色にエイジングしていきますので、初期の色を長年維持されたい場合は不向きな革となります。
これは、ミネルバリスシオでも同様です。
オーダーメイドでもご選択していただけるようにしていきますので、よろしくお願いいたします。
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Posted by kido on Mar 06, 2010 Comment (0)
ブッテーロの焦げ茶と、ミネルバボックスで2色の革が新たに入庫しました。
ブッテーロの焦げ茶でのご注文につきましては、随時納期をご返信させていただきますので、今しばらくお待ちください。
ミネルバボックスはミネルバリスシオに手もみでシボ(凹凸)を付けた革で、採用を検討していましたが、取り急ぎ2色の追加です。
今後は、問屋さんへの入庫状況を見ながら、黒、キャメル、赤、ピンクなどの色を追加していきたいと思っています。
シボのある革は均一な革に比べて、より革らしい表情をしていますので、そういった革の表情を楽しみたい方にはミネルバボックスかなと思って採用しました。
現在ミネルバリスシオを採用している作品には、革の選択としてミネルバボックスも追加していく予定です。
よろしくお願いいたします。
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Posted by kido on Feb 13, 2010 Comment (0)
ミネルバリスシオで有名なBADALASSI CARLO(バダラッシィ・カルロ)社は、ミネルバリスシオと同じようになめされシボ(表面の凹凸)を付けたミネルバボックスなどでも有名ですが、他にも様々な革を生産しています。
その一部をご紹介いたします。下記のサンプルの革は全てベジタブルタンニンでなめされたオス牛のショルダーを使っています。写真はサンプルとして革の端を切り取っていますので、いい部位ではありません。シボも綺麗に出ていない部分もありますので参考までにご覧ください。綺麗に模様が出ている部分を拡大表示しています。
染色は全て染料仕上げとなっています。
色は、革の質感の違いを比較するためカスターニョと呼ばれるダークブラウンで統一してみました。現在採用しているミネルバリスシオの焦げ茶よりも濃い茶系の色となっています。他の色もありますので、採用する場合は別途ご覧いただくことになります。
現在、シボ革を追加するためにいろいろ探しておりますので、この中から正式に採用することも検討中です。
ご要望がございましたら、お知らせいただけると検討させていただきます。
尚、ピンクのクロムなめしのシボ革もお問い合わせいただいたので探していますが、いい革となると、もう少し時間がかかりそうです。ご了承くださいませ。
リバース
この革は革の裏面(床面)を加工したもので、表面(銀面)を使わずに、床面を使います。
銀面には傷がありますが、その傷も味として見れると銀面も使うこともありです。
床面のため、銀面のような経年変化は楽しめないのですが、革らしい独特のぬくもりのある表情はカジュアルなデザインでは活きてきます。
長く使っていくと毛羽立ちも出てきますので、そういった資質を活かしたデザインではいい雰囲気を醸し出してくれます。ジーンズに合いそうです。
オイルが十二分に加えてありますので、油分の追加は必要ない革ですが、毛羽立った場合にオイルを追加することで毛羽立ちを抑えることができます。
ミネルバボックス
ミネルバリスシオに不均一な揉み加工を施し、自然な風合いと柔らかさを与えたのがミネルバボックスです。伝統的なバケッタ製法ならではの大きな経年変化(エイジング)を好まれる愛好家達が数多くいらしゃいます。
急激に濃い色にエイジングしていきますので、初期の色を長年維持されたい場合は不向きな革となります。これは、ミネルバリスシオでも同様です。
シボ革としてはかなり候補となる革です。
オイルが十二分に加えてありますので、油分の追加は必要ない革です。
ナッパ ネビア
「ネビア」はイタリア語で「霧」を意味しており、その名の通り革の表面には白い霧状の加工がされています。アンティーク調の仕上がりをイメージして生産されていますので、ノスタルジックな温かみのある表情をしています。
リバースがジーンズなら、このネビアは毛糸のイメージですね。
使いこんでいくと霧はだんだんと薄くなり、革本来の味がでてきます。
オイルが十二分に加えてありますので、油分の追加は必要ない革です。
チグリ/ユーフラティ
この「チグリ」と「ユーフラティ」は、メソポタミア文明からインスパイアされて作られた革で、使いこまれた「ミネルバボックス」のようなノスタルジック感溢れる表情に加え、ビンテージのような雰囲気も併せ持つ独特な革です。
「ウェットバック」と呼ばれる水を入れたドラムの中で繊維をほぐしながらシボを出し、乾燥後に銀面をガラス玉で擦る「クレージング加工」を施すことで革の繊維を引き締め、絶妙な艶を出しています。さらに使い込むことで艶が増してきます。
「チグリ」と「ユーフラティ」の違いは革の厚みだけで、「ユーフラティ」のほうが薄い革となっています。
これも有力候補の一つです。
オイルが十二分に加えてありますので、油分の追加は必要ない革です。
アキャブ
革の表面を大胆に手作業にて切り目を入れて加工されています。敢えて傷が付けらていて、「戦う男」、「諦めない男」がイメージされているそうです。
かなりワイルドな革ですね。その分、デザインがかなり重要視されてきます。
これはビンテージ物のジーンズや、バイクに合いそうなカジュアルな革ですが、フォーマルなデザインで使うと「ジゴロ」っぽい作品になりそうです。ぱっと思いつくのが、フランスの高級靴のメーカーである「ベルルッティ」の靴のような世界です。
フォーマルなデザインでこの革を使うとすると持つ人には、大人になり、分別もわかるようになった元「不良少年」、リスクを恐れないアグレッシブな男性のイメージが浮かびます。
この革もオイルが十二分に加えてありますので、油分の追加は必要ない革です。
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Posted by kido on Jan 07, 2010 Comment (0)

ブッテーロのグリーン色が入庫しました。サイトのほうにもアップデートしてあります。
発色の良い鮮やかなグリーン色です。ブッテーロの中でもひときわ目立つ色ですね。
このグリーンに合わせる糸は黄色が定番の組み合わせです。他の糸の色でも合うのですが
このグリーンの鮮やかさを引き立てるのは黄色が一番です。
いくつか制作してみたいと思っています。
お楽しみにしていただければと思います。
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Posted by kido on Nov 03, 2009 Comment (0)
新たにブッテーロで2色、ミネルバリスシオで2色の合計4色の革が入庫しました。
ブッテーロはご要望が多かった黒とオレンジ、ミネルバリスシオはオリーブと黒です。
黒に関しましては、これらの革の場合は色の変化がないため、それを前提に選択していだければと思います。
ブッテーロとミネルバリスシオの黒ですが、艶と均一な仕上がりではブッテーロです。
コードバンのような雰囲気ですので、コードバンが好きな方であればいいかと思います。
一方のミネルバリスシオの黒は、最初はマットな感じですが、これも使いこむと独特な艶が出てきます。
革として張りがあるのはブッテーロのほうです。ミネルバリスシオの場合は、比較的柔らかい革となっています。
また、加脂されているオイル分がミネルバリスシオのほうが多いようですので、表にミネルバリスシオを使う場合には芯を入れてオイル分が内側の革に浸透しないようにしていますが、ミネルバリスシオを財布の内側等に使うと、長く使っていくとオイルの滲みが気になります。
ミネルバリスシオのオリーブはモスグリーン系の緑でシックな感じのグリーンを好まれる場合は、ベストな革です。
ブッテーロのグリーンもあるのですが、発色が鮮やかなので追加も検討中です。
ブッテーロのオレンジも発色のいい色で、いろんな組み合わせが期待できますね。
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Posted by kido on Sep 24, 2009 Comments(2)
先日入荷しましたブッテーロの生成り(ナチュラル)です。
染色されていない自然な革の色のブッテーロレザーです。このヌメリ感がたまらなくいい感じです。ドイツヌメと異なり、ブッテーロはオイルレザーなので多脂の革ですが、他のレザーとの大きな違いは、均一なヌメリ感ですね。
この生成りの質感は、クリームのようと言うか、おいしそうな感じの色合いです。特に女性の方で、染色していないヌメ革が好みの方であれば、きっと気に入っていただけると思っています。
染色しないでオイルでなめした場合はオイルムラが出やすいのですが、このブッテーロはオイルムラも少なく仕上がっています。
これも定番化して作品に使っていきたいと思います。
とりあえずは、キーケースに使う予定ですが、財布にもいいかも知れませんね。
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Posted by kido on Aug 27, 2009 Comments(2)
お待たせいたしましたが、ようやくこれで、ブッテーロ濃紺色の納期も通常納期に戻せます。
生成りのブッテーロも入荷していますので、まずは、生成りのブッテーロを使ったキーケースを追加していきます。
現在、革の指定ができるようにしましたが、革を選んでいただく際の参考となるように革の写真をそろえています。
まだ検討中なのが、ブッテーロの黒、グリーンとノブレッサカーフの黒、オレンジ、黄色です。
ミネルバリスシオについては、当面焦げ茶一本の予定です。この色がミネルバの変化が一番合う革だと思っていますが、ご要望があれば追加していきます。
サイトの納期情報ですが、早急にブッテーロ濃紺色の納期を通常納期に戻しますが、取り急ぎお知らせいたします。
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Posted by kido on Aug 24, 2009 Comment (0)
1ヶ月半ほどかかりましたね。来週火曜日には入庫できそうです。
これでお待たせしているお客様向けに制作が開始できます。
現在ブッテーロの濃紺色の納期が延びていますが、これで通常納期に戻れそうです。
そもそも普通は濃紺色のブッテーロは数がでない革で、黒に近いため、黒を使われる工房も多いようですが、
この微妙な色彩にほれ込んでるので、濃紺色のブッテーロにこだわってます。
あと、ナチュラル(生成り)も追加でオーダーしてありました。これも同時に入庫できそうです。
ナチュラルはドイツヌメ以外の財布の内側での使用も検討しています。
また、ノブレッサカーフは、今はキャメルだけなので、黒もいいかなと思っています。
どう使うかが問題ですが、焦げ茶のピッグスキンの代わりでもいいかなと思ったりしています。
これで、大体のトートバッグの素材もそろってきました。
よくトートバッグのお問い合わせもいただくのですが、なかなか手に付けられなかったのは、
素材の組み合わせが決まらない部分もあったりしていました。
検討中のトートバッグの原型は現在の一本取っ手のトートバッグです。
これに1,2個の内ポケットを付けて金具も変更する予定です。
外側には、今の案ではノブレッサカーフとブッテーロのコンビ、内側にはデュプイ社のライニングカーフが第一候補です。
贅沢な素材の組み合わせですが、ラフに使えてブッテーロの経年変化が深みを増すトートバッグを目指します。
懸案であった擦れや、ぶつかりによってバッグが痛みやすい部分には
丈夫なノブレッサカーフを用いてすっきりとしたデザインを考えています。
形になってくれば、またご紹介させていただきますね。
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Posted by kido on Aug 21, 2009 Comment (0)
現時点でのセール価格は7月30日までですが、定価を一部改定しましたのでお知らせいたします。
セール価格でご購入いただいた方が損しないようにセール価格以上になっていますが、
かなりセール価格に近い価格にしました。がんばりました。
コストの見直しによりなんとか工房を維持できる価格となっています。
革も新しい革を発注しています。ブッテーロの焦げ茶は入庫していますが、なかなかサイトの画像を更新できていません。
ブッテーロの焦げ茶はキーケースに使っていますので、キーケースで色をご確認ください。
焦げ茶の革でストックされているのはミネルバリスシオとブッテーロですが、フォーマルな感じはブッテーロです。
ミネルバリスシオはカジュアルな質感となっています。
リスシオは1,2ヶ月で強力な艶を放ちますので、日本産の牛革よりも魅力があります。さすがはイタリアのレザーです!
あと、ブッテーロで発注しているのは、在庫が切れかけているネイビー(濃紺)と染色されていないブッテーロのナチュラル(生成)です。
お盆前後に入庫予定ですが、それまでネイビーがもってくれれば・・・
新たなブッテーロのナチュラルは革本来の色とブッテーロの質感が共存する綺麗な革です。入庫するのが大変楽しみです。
どう使うか思案中です。財布の内側にもいいですね。
あと、ノブレッサカーフのキャメルも発注しています。これは近々に入庫予定です。
ノブレッサカーフは上質な原料と伝統の技術でなめした最上の革に型押しを施したカーフスキンで、クロームなめしの革です。
ノブレッサカーフのタンナーであるペリンガー社は、1864年にドイツにて創業された世界的に有名なタンナーで、あのエルメスにも卸しています。
カーフ専門のクロム鞣し技術と 伝統を持ち、原皮に対する強いこだわりから、牛の飼料にまで厳しい選択眼を光らせた素材作りをしています。
この話は有名で、よくエルメスは革をとるための牛を特別に飼育しているので高価だとか噂されてたりします。
それは、こういったタンナーがエルメスに提供しているからですね。
エルメスと言えば、チェルケスと呼ばれるシボ革が有名です。チェルケス=エルメスとも言える発色の良い型押しのシボ革です。
とくにオレンジ色のチェルケスはエルメスカラーですね。エルメスの店舗に勉強にいくと必ず目に飛び込んでくるエルメスカラーです。
今回発注したノブレッサカーフは、このチェルケスと同じ型でシボが付けられています。発色も同等もしくはそれ以上ですので、一見チェルケスに見える高級レザーです。チェルケスよりも質感がいいとの話です。
また、革にも等級があって、ノブレッサカーフは、3階の等級が付けられています。今回発注できたのは、その中でも最上級の革です。
これは楽しみです。エルメスクラスのシボ革がもうすぐ入庫されます!
ただ、ノブレッサカーフはクロームなめしの革なので、エイジングは楽しめません。
その代わりに傷つきにくく、変色が少ない革なのでヌメ革とのコンビで使うことを検討中です。
表革にはオイルレザー、内側はノブレッサカーフであれば、なかなかいい感じだなっと思っています。
今回追加したキーケースの内側にも良いかも知れません。金属との摩擦にも大変強い革ですので。
と言うか、キーケースの内側に使えるピッグスキン以外の革を検討していく中でノブレッサカーフに目をつけたんですが。。。
Category: 工具・素材
Posted by kido on Jul 15, 2009 Comment (0)

この革はイタリアはフィレンツェ市サン・ミニアト地区にあるBADALASSI CARLO(バダラッシィ・カルロ)社が
製造している”ミネルバリスシオ”です。
BADALASSI CARLO(バダラッシィ・カルロ)
半年前に入庫していたのですが、ようやく使おうと倉庫から取り出してきました。
ミネルバリスシオのなめしはバケッタ製法と言い、100%植物性タンニンでなめされています。
古来のイタリアでの なめし技法 を再現しているとのことです。
ブッテーロとは異なった感じのエイジングが楽しめるレザーで、半年間変化を確認してからの採用となりました。
使い込むにつれ、ツヤが増し、色が濃くなって、革の風合いと変化が楽しめます。
同じ茶系では、LIOも採用していますが、LIOの変化は大人しく、ミネルバリスシオのような変化ではありません。
LIOはLIOで穏やかないい変化をする革なので、落ち着いた味わいを出してくれます。
しかし、ミネルバリスシオもいい。。
このLIOで制作しているモデルを、このミネルバリスシオモデルにチェンジすることも視野にいれています。
Category: 工具・素材
Posted by kido on Apr 05, 2009 Comment (0)
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