作品のご説明
作品名: credibilita lio brown(クレディビリタ リオ ブラウン) モデル番号:ALWM000200
【こだわり】
オイルレザーの放つ艶、ツヤ、つやと「スリム」な長財布。小銭入れがついてスリムで使いやすい。そんな機能性とスタイル、そして内側の艶にもこだわりました。大人の男性の持つ長財布は、美しくなければならない。そしてレザーの魅惑を醸し出して人生の深みが感じられる財布であってほしい。
機能を犠牲にしないで美意識を満足させる財布。
お会計の時に無造作に出す財布は、その人のセンスが現れます。小銭入れを別に持つのも粋ですが、スマートに会計を済ませるには、小銭入れは財布の中であってほしい。ポケットの中をごそごそ探すのはかっこ悪い。それも美意識ですね。
そんな時にスマートに使えるのが、ボックスタイプの小銭入れです。小銭が平面に散らばり、口が大きく開きますので取り出しやすい。
そんなボックスタイプの小銭入れをつけて、スマートに仕上げた財布が出来上がりました。
財布の角は丸みを与えていますのでスーツのポケットに入れても角が出っ張りにくくしています。
小銭入れ付きで、スーツのふくらみを抑えた財布をお探しなら、まさにぴったりの長財布です。


このオイルレザーは、革鞣しと染色の技術で世界的に定評のあるイタリアの一流タンナーで鞣されたスムースなオイルドレザー素材です。
染めやなめしの段階で染料を芯まで染み込ませた植物性フルタンニンの仕上げとなっており、初めは乾いた手触りですが、タップリのオイルが加脂されているので使い込むほどに独特の艶と風合いを醸し出します。
顔料などを一切使用しないので刻一刻と表情が変わっていきます。
ナチュラルな変化。使い込むほどに艶を増し、手に馴染みます。そしてキズついても復元する力がこのレザーの魅力です。タンニンなめしのレザーはキズに弱いのが通常ですが、このオイルレザーは、細かなキズならオイルで癒せば目立たなくなり、いつまでも良い風合いを維持できる長財布です。
【詳細】
内側の革はイタリア調になめされたピッグスキンを使っています。よくあるピッグスキンは独特の毛穴の後が目立つ場合が多いのですが、このピッグスキンは表面に光沢があり、ほとんど毛穴の跡が目立たないので爬虫類のレザーのような風合いに仕上がっています。
このレザーは滑りが良いのでお札がさっと取り出せます。よく財布の内側に布がはってある財布も多いのですが、お札の出し入れのし易さの面では、ピッグスキンが最高とされています。
そのため、この財布の内側は全てピッグスキンで制作しています。
また、このレザーの最大の特徴はこすれや汚れに強いことです。
ヌメ革で財布の内側を制作した場合、カードの端がヌメ革を傷つけてしまいがちですが、このような磨きこまれたピッグスキンを使用すれば、カードでのこすれによる傷もつきにくくなります。
そういった実用性と艶にこだわり、何度も検討した結果このピッグスキンを選択しています。
財布の内側の片面に3 枚のカードポケットを2列に長べて、また、ボックスタイプ小銭入れの横に4つのカードポケットで合計10枚のカードポケットを付けました。
また、カードが重なっていてもカードが取り出しやすいように、カードの取り出し部分を曲線に仕上げています。この曲線により取り出しやすく、かつカードが落ちにくい構造が実現できています。
収納ポケットは片面に札入れ用のポケットを1つ、またカード入れ部分の内側にポケットを付け合計で2つのポケットがあります。
縫い目:一見手縫いには見えない細かな縫い目ですが、全て手縫いで仕上げています。約3cmの間に12個の縫い穴を開けて縫いこんでいますので、この細かな縫い目で全体を引き締めた印象を与えています。
また、財布が折り曲がる部分の内側に曲げしわができにくくするため独自の手縫いの製法で縫い上げています。
しかもレザーの切断面は磨き込んだ「切り目磨き仕上げ」です。ピッグスキンは磨きにくいレザーですが、密蝋を溶かし込んで固めて磨き上げています。手間もかかりますが、仕上がりは独特のフォルムとなりますので丹念に磨き上げて仕上げました。




仕様
サイズ: 幅:約19.5cm 奥行き:約10cm 厚み:約1.6cm
カラー: 表革:茶色 / 内革:焦げ茶
糸: オリーブ(糸の色は10色の中から選択できます。)
素材: 表革:イタリア産オイルレザー/ 内革:ピッグスキン
糸: ポリエステル
機能: BOXタイプ小銭入れ付き。カードは10枚収納。札入れ部分を含めて2箇所のポケット付き。

定価:45,000円(税込)
革の入庫待ちのため販売中止中