LINK: ポルトフォイユ アコルデオン
リンク先は「ポルトフォイユ アコルデオン」と言うルイヴィトンのMENS財布の写真です。
チェーンが取り付けられるような構造です。
財布に穴を開けずに、あえて財布の横から飛び出させて金具をつける。
一見、なにも考えられていないような安直な構造に見えますが、
これはよく考えぬかれていると思います。
何故か?
財布に穴を開けてチェーンをとりつける場合、革をチェーンで引っ張るので型崩れを起こしてしまう。
特に、財布の折れ曲がる部分に穴を開けると余計に革が伸びてしまいます。
厚い革を使っても変形は避けられません。
また、革に金具があたると、その部分は変色してしまいます。
できるだけ金具と革を触れさせないことが綺麗に維持するポイントです。
これを実際に財布に適応するとすると、、、
この写真のように取り付けるのがベストな配置であり、
金具も飛び出して革と接触しにくくなりますね。
さすがはルイヴィトン。考え抜かれています。
難点は、飛び出していて「かっこ悪い」こと。
チェーン付き財布の場合、チェーン取り付け部分は
この写真のような箇所が型崩れしないのですが、
この出っ張りをかっこよくしたいですね。
どうするか、思案中です。
ルイヴィトンのチェーン付き財布の技
Category: デザイン考察
Posted by kido on Oct 30, 2008
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