革の魅力って何だろうと考えてみると、
1.緻密な繊維構造による耐久性
2.経年変化によって増していく風合い、深み
3.油分を含む革は持つ手にしっとりと馴染む
等々があるかと思いますが、それでも言い尽くせない何かがあるなと思います。
本来は、動物の皮であり、なめし工程により柔らかく、素材として生まれ変わったのが革ですね。
しかし、最近は、見分けのつかない合成革も増えており、そういった素材は、例外なく、高級革を模造しています。
天然素材としての革の風合いは、それとなく人工的に表現されるわけです。
しかし、油分を含むといった部分は、人口的には難しいようです。
また、複雑な繊維構造は真似しにくい。
一部の防寒素材くらいでしょうか、保温のために革のような複雑な繊維構造で製造されているのは。
人の価値観や感性による部分ですから、いろんな魅力を革に持つのは自由ですが、革の魅力を語るとしたら、
「魔性」かなと思うことがよくあります。
植物素材にはあまり感じませんが、動物の皮から生成される「革」といった素材にはなんとなく「魂」のようなもの、
動物のエネルギーを感じることがあります。
毛皮などはまさにそうですね。生きていた時の表皮ですね。
そういった何かを感じるから人を魅了するのかも知れません。
良い革とは、高級な革という意味だけではなく、何か得たいの知れない魅力のある革だと思います。
高級革ほど、合成革の題材にされているので、どこかでみた革だなと感じたりして、
ありがたさを感じなかったりします。
なかなか魔性の革には巡り合えないのですが、今のところオーストレッグが一番のお気に入りです。
牛革では、繊細さ、優雅さではルイヴィトンの革ですが、魔性はあまり感じません。何か物足りない。
当分魔性をもった牛革探しに悩みそうです。
魔性の素材・・・革
Category: 雑感 Posted by kido on Feb 11, 2008
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