ブッテーロ革での携帯ストラップ

最近は、小物の製作を続けています。

今回の作品は濃紺と黄色のブッテーロ革で作製した携帯ストラップです。

ブッテーロはイタリアのトスカーナ地方にあるタンナーの伝統的な技術により植物性フルタンニン鞣しを施した上質なオイルレザーですね。

ブッテーロはヌメ革の代表的な存在になっています。加脂により手に吸い付くような潤いを湛える革で、しっとりとした手触りがあります。また、使い込むほどに独特の味わいを増し、深みのある上質の艶を生み出します。

そういった革の素材感や経年変化は、携帯ストラップのような小物を身につけると手軽に確認できます。

この携帯ストラップは、革のサンプルとして試作してみました。
手縫いでも良いのですが、手縫いのラインはミシンよりもごついので、繊細なデザインが表現しにくい。それで、裏に他の革(ヌメ革、ピッグスキン)を張り合わせた作りにしました。
これでも携帯ストラップであれば、強度には問題ありません。唯一、革が曲がる部分は剥がれやすいので、カシメで抑えています。これで革の剥がれは防止できます。

この携帯ストラップは、ジャンパーホックで止めてありますので、ジャンパーホックを外して鞄や、ちょっとした物に携帯をぶら下げることができます。手首に回せばブレスレッド風に携帯を持つことができます。ただの飾りではなく、機能性を持たせてみました。

大体はこうして小物の製作で革の特性を確認してから、大物に使用していきます。


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