最近は特にエコロジーが話題です。環境問題でよく使われますが、本来は生態学のことですね。
生物と環境の関係という意味では、牛革のようなものはいい例かもしれません。
本来食用に飼育された牛の皮をリサイクルして生産される革は、古来よりエコな素材です。
特にタンニンなめしは、自然界にあるタンニンを使用しているケースが多いので、クロームなめしのような化学物質によるなめしではないため環境に優しい素材です。
狩猟民族である西洋人は、狩りで捕獲した獲物をリサイクルして生活に利用してきました。
日本のような農耕民族でもそうですが、狩りをメインとしてきた西洋人の歴史にはやはり深いものが感じられます。
動物愛護の観点でも食用の動物に関しての議論もあるのでしょうが、ベジタリアンでもなければ動物を食しないで生きることはできませんね。
むしろ、生命の維持という面で、他の動物の命を食するってことは、生命を継承するようにも思えて尊いことのようにも思えます。
生き物から生産された革が高級素材であることは、大量生産できない面もありますが、動物の命を継承するという意味で命の重さなのかもしれません。
特に、毛皮など、食用以外の動物の皮から生産されたものは、動物愛護団体からの非難を受けています。
贅沢のために動物を殺す行為が許されないとのことでしょう。
しかし、冷暖房が完備され、経済が発達した国以外に、シベリア、アフリカなど人間が生きるには厳しい環境のため、人の生活を維持するために動物の皮を輸出している国もあります。
動物の皮の輸出が経済を支えている国もあり、そういった意味では、人が生きるために動物の皮を得ているわけであり、それは古来の狩猟民族がしていた生きるための狩りだと思っています。
一部、お金持ちの道楽で動物を狩ることは問題かも知れませんが、人が生きるために動物を狩ることは人の生命を維持する意味で食用に動物を得ることと同じように思えます。
本来動物はペットではなく、人間と等価な生命であると思います。
それゆえに、人が生きるために他の動物の命を絶つことは、生命の継承によって人の生命が維持されるとすれば、当たり前のことで、かつ尊いことだと思います。
これは食用以外でもそうであり、経済を維持することは人が生きるための重要なファクターです。
革物を作っていると贅沢品だと思われたりしますので、尊い生命をつかさどる故に貴重な素材だと説明したりしますが、なかなか言うだけでは伝わらないので文章にしてみました。
ecoと革
Category: 雑感
Posted by kido on Jul 04, 2009
にほんブログ村 バッグ・小物|にほんブログ村 革・革小物|人気ブログランキング
Comments
まだコメントは書かれていません。


