今回は、オリーブ色の糸をご指定いただいたボックスタイプの小銭入れ付き2つ折り財布の制作中です。
落ち着いた風合いに仕上がりそうです。
まだ縫いとコバの磨きが完了していませんが、だいたいの雰囲気はおわかりいただけるかと思います。
この表革は焦げ茶色のミネルバリスシオを使っています。
ブッテーロとは異なり最初は乾いた感じの革ですが、1か月もご使用いただけると艶も増してきます。
内側のドイツヌメも最初は透き通った肌色ですが、経年変化で飴色に変化していきますので、大事に育てていただければと思います。
メンテナンスは、最初の2,3ヶ月は基本的に乾拭きで十分です。ドイツヌメ自身も汚れがつきにくい革ですが、汚れが染み込まないように処理してありますので多少の汚れは乾拭きで落ちると思います。
数か月以降は、油分の追加は有名なメンテナンス用品であるラナパーが良いかと思います。
また汚れた場合は、これはレザーマスターのソフトクリーナーがお勧めです。
リンク先は、プロテクションクリームとのセットですが、革製品のご購入時にプロテクションクリームで保護しておけば多少の汚れは弾き飛ばしてくれます。
革のメンテナンス剤も取り扱ったほうが良いかもしれませんね。
レザーマスターはさすがに制作できませんが、ラナパーのような油分添加材は制作可能ではあります。
ラナパーの主だった成分は、ホホバオイルと蜜蝋なので、これに若干のワセリンを追加すればラナパーの出来上がりです。
ワセリンは塗りやすくするための成分なので、ホホバオイルと蜜蝋だけでも湯煎して配合すれば革の保護、油分追加になりますね。
一般の方がホホバオイルや蜜蝋を買ってこられて制作する手間と余分なコストを考えると小分けして販売するのもありかなと思ったりしています。ホホバオイル一本や蜜蝋の塊を買ってくるより、そのほうが安くなりますね。


