1ヶ月半ほどかかりましたね。来週火曜日には入庫できそうです。
これでお待たせしているお客様向けに制作が開始できます。
現在ブッテーロの濃紺色の納期が延びていますが、これで通常納期に戻れそうです。
そもそも普通は濃紺色のブッテーロは数がでない革で、黒に近いため、黒を使われる工房も多いようですが、
この微妙な色彩にほれ込んでるので、濃紺色のブッテーロにこだわってます。
あと、ナチュラル(生成り)も追加でオーダーしてありました。これも同時に入庫できそうです。
ナチュラルはドイツヌメ以外の財布の内側での使用も検討しています。
また、ノブレッサカーフは、今はキャメルだけなので、黒もいいかなと思っています。
どう使うかが問題ですが、焦げ茶のピッグスキンの代わりでもいいかなと思ったりしています。
これで、大体のトートバッグの素材もそろってきました。
よくトートバッグのお問い合わせもいただくのですが、なかなか手に付けられなかったのは、
素材の組み合わせが決まらない部分もあったりしていました。
検討中のトートバッグの原型は現在の一本取っ手のトートバッグです。
これに1,2個の内ポケットを付けて金具も変更する予定です。
外側には、今の案ではノブレッサカーフとブッテーロのコンビ、内側にはデュプイ社のライニングカーフが第一候補です。
贅沢な素材の組み合わせですが、ラフに使えてブッテーロの経年変化が深みを増すトートバッグを目指します。
懸案であった擦れや、ぶつかりによってバッグが痛みやすい部分には
丈夫なノブレッサカーフを用いてすっきりとしたデザインを考えています。
形になってくれば、またご紹介させていただきますね。
ようやくブッテーロ(濃紺色)の入庫の連絡がきました
Category: 革,工具,素材
Posted by kido on Aug 21, 2009
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