表面が摩擦に強く、丈夫な革。唯一の国産革素材で、海外にも広く輸出されています。裏面を起毛させることでスェードの素材としても多く利用されています。また、タンニンなめしにて加工することによって牛革と同様に経年変化を楽しめる革となります。豚革は加工する技術が発達しており、海外有名ブランドでも多く使用されている国内生産の革です。
豚革の特徴
豚革の表面
牛革に較べ、毛穴の間隔が大きく、毛穴が太いため、毛穴の目立った独特の模様になっています。『∴』マークのように毛穴が見えるところもあります。
傷
豚革は、牛革に較べて、傷が多くなります。養豚場では、アブなどの虫がいるため、豚はそれらの虫に刺されて、かゆくて、柵などにこすりつけるためです。そのため、革は、傷や治った傷跡が多いのです。また、傷を見えにくくするために、型押加工という方法により、革の表面をいろいろな模様に、変化させる方法も発達しています。
革質
豚革は尻、頭、腹の部分の繊維の差が、牛革に較べて、大きくなります。そのため、尻の部分は硬く、頭の部分は柔らかいという差が、牛革に較べ、激しいのです。使用する革の場所によって製品の表情が、多少、異なる場合がありますが、それが豚革の魅力の1つにもなりまます。