先ほど娘と夕飯を食べてて、「お父さんは自分の話をしないで聞いているだけだね。」と言われて、ちょっと最近感じることを話題にしてました。
ネタは最近の民主党にしましたが、言いたかったことは人を見下し、否定することの危険性です。
民主党を例にあげると、野党時代の彼らの仕事は理想を掲げ与党である自民党を批判することでした。
想定された理想の下に現実とのギャップを非難し続けると、結果的に相手を見下してしまう。そして相手を否定してしまう。
相手を見下し否定することを続けると、理想を語る自分が優秀だと相対的に思いこんでしまう。
この人を否定し、人がやってきたことを全否定している心理状態は極めて心が歪んでいる状態です。
そして、自分こそ理想を実現できると確信することにつながる。相対的に自分のほうが優秀で理想を実現できると思いこむからですね。
特に、過去の成功体験などあると、それを今の問題に当てはめて過去の成功体験のようにすれば解決できると思いこむ。
その成功の根拠は希薄でも、それに気がつかないほど心が歪んでしまっている。
そうやって、民主党はマニフェストを作り、100%理想を実現できると確信して政権交代したんだと説明しました。
だから、当時の民主党党首は嘘をついたとも思っていないし、本当にできると確信していたんだと。
しかし、相手を見下すことで歪んだ精神状態の中、相手のしてきた事も全否定してしまう。
相手の過去の経緯も無視して、100%Bestではないけど80%Betterである事も否定し、その継続を否定して新たな事を模索することになる。
その結果、これまでのBetterな事まで否定してできなくなり、結果が残せない。
普天間の問題なんかは、その典型的な例だよと娘に説明しました。
偉い議員さん達ですら、そんな心理の罠に気がつかないでいる。
一度否定した事を後から肯定することは極めて勇気がいり、この罠に気がついた人にしかできませんね。
特に前任者から引き継ぐ後継者は、よくこの心理の罠にかかって迷走し、前任者と同じワダチにとらわれて堂々巡りになるパターンが多い。
しかし、否定した前任者を今更認めるわけにもいかないので、迷走して自滅してしまう。
その危険性に全く気がつかない人が多い。特に変なプライドを持っている人ほどよくこの罠につかまってしまう。
それくらい、この罠は巧妙で、自尊心をくすぐり心地よくしてしまうと。
人を非難するなととは、道徳でも倫理感でもなくて、この歪んだ心理状態が自分を見失わせる危険性をはらんでいるからだと説明しました。
この罠にかかると大変なことになるから気をつけなよと話ました。
本人理解したとは思えませんが、いつか思い出せばいいなと思っています。
人を否定することの危険性
Category: 雑感 Posted by kido on May 17, 2010
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