
最近は文庫カバーやノートカバーのご注文が増えてきました。
本日発送の文庫カバーです。ブッテーロのグリーンに黄色の糸で仕上げました。
ご注文いただきありがとうございます。
表にブッテーロを使った場合、かっちりとした仕上がりになります。
革に張りがあるので、文庫本にこのカバーをかけるとハードカバーっぽい感じになります。
このグリーンと黄色の糸の組み合わせは定番ですね。
鮮やかな色彩の調和がうまくできた組み合わせだと思います。
革が重なる部分の端は糸を3重にして丈夫に仕上げていますので革が切れたり、糸が緩むことはありません。
これを太い糸で行うと、糸の団子が目立ちますが、当工房の場合、繊細なイメージを出し、細かい縫い目とマッチングさせるために細めの糸で縫っていますので、違和感がないかと思います。
糸はポリエステルの糸です。麻糸でこの細さだと強度が落ちてすぐに切れてしまいます。
麻糸は丈夫だと言われますが、ポリエステルの糸のほうが数倍丈夫です。
そのため当工房では糸はポリエステルの糸を使用しています。
また、コバは縫い目から幅をとって仕上げています。
これは、今後コバが痛んだ場合に、コバを削り、修理して綺麗にし直すために幅をとっています。
コバは痛みやすい部分なので縫い目ぎりぎりにすると後から削り直す余裕がなくなるためです。


